LINEグループチャットをHubSpotワークフローで自動化する

HubSpotで会社オブジェクトとして連携されたグループチャットにワークフローを使った自動化を実現する方法

事前設定ガイド

この手順を進める前に、以下の記事で紹介されている設定を完了してください:
➡️ [HubSpotでLINEグループチャットを会社オブジェクトとして管理する方法]

この記事では、以下の前提ステップが解説されています:

  • LINE Official Account Managerでグループチャットの参加を有効化

  • LITTLE HELP CONNECTで会社オブジェクトの自動作成をONにする

このページでは、LINEグループチャットと連携するHubSpotワークフローの設定方法について説明します。
前提設定が完了していないと、ワークフローは正しく動作しません。


HubSpotでグループチャットを表示する方法

  • HubSpotの「CRM → 会社」セクションへ移動

    • グループチャットは会社レコードとして表示されます

  • 任意の会社レコードを開くと、Little Help Connectのチャットボックスが表示されます

    • ここから直接LINEグループにメッセージを送信可能です

  • LINE APIの条件を満たすグループメンバーは、自動的にコンタクトとして紐づけられます


会社ベースのワークフローの設定方法

  1. 「自動化 → ワークフロー」に移動

  2. 「会社ベース」のワークフローを作成

  3. アクション選択時に連携アプリ→LITTLE HELP CONNECT→「LINEメッセージを送信」を選ぶ
  4. トリガー条件にカスタムプロパティ LINE Group ID を使用

トリガー条件の例:

  • LINE Group IDに値がある

  • LINE Group ID が特定の値に一致する

  • 他のプロパティ(業種、地域など)と組み合わせてターゲティング

アクションの例:

  • LINEメッセージを送信を選択

⚠️ 重要: ワークフロー内の LINEユーザーIDフィールドLINE Group IDを必ず追加してください。これを設定しないと、HubSpotから正しいグループにメッセージを送信できません。

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4. 注意点・ベストプラクティス

    • LINE Group ID はLINEグループチャットごとの一意のIDです

    • ワークフローは「会社オブジェクト」を対象とし、コンタクト単体を直接操作するわけではありません

    • 個別ユーザーに働きかけたい場合:
    • ユーザーが「友だち追加」かつ「グループでアクション(例:メッセージ送信)」済みである必要があります

    • この条件を満たすと、HubSpotのコンタクトとして保存されます